東海道町民生活歴史館は、静岡市蒲原宿で「江戸時代~昭和前期までの衣食住等の町民生活」を伝えると共に、幕府記録に基づき宿場・街道などについて展示・解説する資料館です。その運営にあたってはNPO生涯学習・健康福祉推進センターが担当しております。

明治4年3月1日(1871年4月20日)に東京から大阪までの東海道57宿、美濃路・名古屋宿、佐屋路4宿に郵便取扱所が開設されて、令和3年(2021年)は150年になります。日本の郵政は、宿場の重要使命であった継飛脚業務を採り入れて創業しており、郵便と宿場・街道の縁は深いものがあります。
当歴史館では、平成29年に第1回東海道57次交流会を蒲原宿で開催し、その後、名古屋、三島と3回にわたり、開催してきましたが、令和3年(2021年)は、中山道、美濃路、佐屋路も含めた拡大交流会を企画し、第4回街道交流会として岐阜県で開催する旨、関係の市町村には令和2年11月よりご連絡し、準備を重ねて参りました。しかしながらコロナ問題が深刻になったことから、開催については、朝日大学の協力を得て会場を変更し、従来の様な一般参加いただく方式でなく、主催者、共催者など関係者に限定した方式で開催することに致し、改めて下記のようにYouTubeで広く発信することと致しました。

郵便創業150年を記念した「第4回街道交流会」が令和3年3月6日に朝日大学(岐阜県瑞穂市)で開催されました。

日時:令和3年3月6日(土) 13:30~16:00 (開場13:00)
場所:朝日大学 6号館 6201講義室(岐阜県瑞穂市穂積1851)

(1) 開会の部
・主催者、共催者、来賓ご挨拶
・宿場・街道・郵便創業についての伝承貢献者表彰

(2)講演の部
・講演①「江戸~京・大坂の旅と通信を支えた【東海道57次、中山道67次と美濃路・佐屋路】」
~(副題)郵便は東海道57次を中心に創業し、街道沿いに全国へ展開~
講演者:東海道町民生活歴史館 館主・館長 志田 威

・講演②「デジタルの進展と郵政事業の将来」(ビデオ・メッセージ)
講演者:総務省情報流通行政局郵政行政部 郵便課長 渋谷 闘志彦 様

(3)街道・宿場・郵便発信コーナー
・美濃路 一宮市長 中野 正康 様
・草津宿 滋賀県草津市街道交流館館長兼草津本陣資料館長 八杉 淳 様
・郵便  岐阜加納西郵便局長 片桐 尚人 様

●主催/東海道町民生活歴史館(東海道蒲原宿)、NPO生涯学習・健康福祉推進センター
●共催/総務省、朝日大学
●後援/岐阜県、岐阜市、瑞穂市、日本郵政(株)、日本郵便(株)、岐阜新聞社、岐阜放送

【第4回 街道交流会 <第1部> 動画】

【第4回 街道交流会 <第2部> 動画】

【第4回 街道交流会 <第3部> 動画】

第4回街道交流会
3月6日に岐阜県瑞穂市で、郵政150周年を記念し、総務省、朝日大学との共催形式で「第4回街道交流会」を開催いたしました。