「信州中山道サミット」開催および基調講演における講演のお知らせ

東信州中山道連絡協議会「信州中山道サミット」聴講者募集!!

開催日:令和4年11月10日(木)

第1部】 基調講演 13:30~14:45

[テーマ]街道観光による地域活性化~街道散策者の「学ぶ意欲」に応える準備を

[講師]朝日大学客員教授、東海道町民生活歴史館館長 志田 威

【第2部】パネルディスカッション 15:00~16:00

[テーマ]中山道を活かした観光振興~志田先生を交え地元宿場を代表する方々と討論会

[ファシリテーター]軽井沢トラベル&コンサルティング 代表 河野  岳 氏

[パネラー]中山道69次資料館 館長  岸本  豊 氏(軽井沢町)、軽井沢観光ガイドの会 会長  深町  基 氏(軽井沢町)
佐久市歴史の道ガイドの会 会長 島津 正喜 氏(佐久市)、中山道二十六宿語り部  荻原 昌介 氏(立科町)
芦田宿本陣 当主  土屋 省吾 氏(立科町)、長和の里歴史館 学芸員  勝見  譲 氏(長和町)

中山道観光を資源として活用するために、各パネラーの方よりまず現状と課題についてお話を聞きます。
さらに志田先生からもアドバイスとコメントを頂きながら、これからの中山道の在り方やガイドの方の姿勢について討論いたします。

主催:東信州中山道連絡協議会、お問合せ:長和町商工会 小県郡長和町古町2424-18  TEL 0268-68-2651

参加方法:ハイブリット開催( 主会場で聴講及び拠点会場と個人にZOOM 配信)
主会場:軽井沢プリンスホテル / 定員40 名
拠点会場:長野県佐久合同庁舎・御代田町役場
(ZOOM聴講) 立科町商工会館・長和町役場の各会場 各会場/定員20 名程度・WEB(ご自宅)
募集範囲:東信州中山道沿線のガイドを行う案内人、案内人を目指したり興味のある一般の方等
参加費:無料( 事前申込制)
申込締切:令和4年10 月31 日( 月)
応募方法:https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1663310408351/index.html

【講演者プロフィール】
志田 威(しだ たけし)
静岡県蒲原町出身( 現静岡市清水区蒲原)
昭和42 年東京大学経済学部卒、同年日本国有鉄道入社。
国鉄改革により昭和62 年に東海旅客鉄道(JR東海) へ。
同社専務取締役、JR東海不動産社長を経て、現在国登
録有形文化財「志田家主屋」を活用した資料館・東海
道町民生活歴史館の館主兼館長。
東京で執筆活動をしながら各地講演、カルチャースクー
ル講師などを行っている。
*NHK文化センター(NHKカルチャー)講師
*JR東日本「大人の休日倶楽部」講師
*中日新聞中日文化センター講師
*阪急交通社・たびコト塾講師
*「静岡二峠六宿道旅推進実行委員会」委員
*岐阜県恵那市観光大使 など
★主な著書
「東海道57次の魅力と見所」(交通新聞社)
「東海道57次」(ウェッジ社)
「東海道・中山道」(旅と暮らし)(静岡新聞社)
「東海道は大坂までの57次だった」(街道文化研究会)
「『宿場町と旧街道』の楽しみ方」(街道文化研究会)
「東海道における近世町民生活」(東海道町民生活歴史館)

ボストン美術館所蔵の浮世絵「歌川広重 東海道五十三次」絵巻

東海道町民生活歴史館(志田邸)では、2020年10月4日(日)から11月3日(祝・火)の期間、三島宿の展示イベント「四つ辻のまち三島江戸時代の三島宿」を開催しています。

初日の10月4日(日)は、特別展示品として、歌川広重が描いたボストン美術館所蔵の「東海道五十三次」を、世界で初めて原寸大で忠実に複製した絵巻が展示されました。

ボストン美術館の浮世絵は所蔵作品数は54,000点以上あり、世界一の浮世絵コレクションといわれていますが、歌川広重が描いた保永堂版の東海道五拾三次だけでも500点以上所蔵されています。

特にスポルディング・コレクションは、スポルディング兄弟からの寄贈条件として原画の公開展示が禁止されており、超一流の品質と価値を保持しています。

それらのコレクションから更に厳選した55点の初版を含めた貴重なものを絵巻化してあり、実物大なので浮世絵版画の細部まで見ることが出来ました。

国宝の復刻等を手掛けているトッパン・フォームズ社の技術ならではの高い品質に、ボストン美術館の浮世絵担当学芸員の方も驚いたと聞いています。

当館でのこの絵巻の展示は、10月4日(日)の一日だけでしたが、三島市郷土資料館所蔵の浮世絵をはじめとする資料が数多く展示されておりますので、ぜひこの機会にご来館いただければと思います。

■主な展示物:

三島市郷土資料館所蔵浮世絵、三嶋暦、東海道名所図会、三島宿風俗絵屏風(いずれも複写物)

■三島宿の紹介パネル:

①三島宿の主な施設、②東海道と下田街道・佐野街道、④東海道一の難所、箱根八里と三島宿、④三嶋暦と三島宿

 

なお、絵巻についてご興味がおありの方は、下記のリンク先で絵巻の詳細や紹介動画等がご覧いただけます。

歌川広重「東海道五拾三次」絵巻

🔗「東海道五拾三次絵巻」紹介ページ(静雲堂)

東海道五拾三次絵巻を展示
蒲原宿と三島宿の宿場間交流として、三島市郷土資料館が保有する資料を東海道町民生活歴史館で期間限定で公開しています。※画像は静岡新聞掲載記事