2024年4月23日に「歩いて学ぶ東海道57次」(館長・志田威著)が出版されました。
徳川家康によって創設された東海道宿駅伝馬制は、三代家光時代の寛永元年(1624)に「京までの53次・大坂までの57次」となり、本年はその完成から400年という記念の年に当たります。
駅伝は、大正6年(1917)の京都~東京間のリレー企画時に、東海道宿駅伝馬制になぞらえて名づけられたものです。
国際的な競技となった「エキデン」のルーツでもある街道や宿場には、そもそも宿駅伝馬制という需要な役割があり、多くの歴史が詰まっています。
本書では「東海道57次」の各宿の見どころを、現地の写真や当時の雰囲気が分かる貴重な絵図とともに紹介しています。
江戸時代の最重要街道であった東海道と街道文化について正確な理解を深めて頂き、街道歩きによる街道観光振興や健康増進に役立てていただけることを願っています。
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- 出版社 : 静岡新聞社
- 発売日 : 2024/4/23
- 頁数 : 160ページ
- ISBN-10 : 4783826404
- ISBN-13 : 978-4783826408
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 1 cm